刺客

ここ何日か

みしらぬ猫が

家に入って来て

部屋に入って来て

なにをするでもなく

荒らすでもなく

ただ　座って

みてゆくのだ

ジッと　

みられるのだ

30分くらぃしたら

帰ってゆくのだ

なんなんだ

部屋はひとつじゃ

ないのだ

なぜ　

この部屋なんだ

なんなんだ


つぶらな瞳

みれてます



そんな　


冬



しもやけ。











　　　　　　　　　　きいち

底芯

このごろの　

さくひん

またちと

へんかもらった

そのぶん

じかんかかってまう

身がおいつかん

そんなこと

いいながらも　

かくんだが











　　　　　　　　　　きいち

天の種

森をめくってみたら

あものたね

みつけました

そっと

わってみると

あまい　みずと

こんいろの

はなびらが

はいっていました


こんいろの

はなびらを

もちに　すりこんで

たべようとしたら

うんこみてえな

においがしました


くせ











　　　　　　　　　　　　きいち

胞子ノ心得

きょうは　

すずしげ

ここちよく　　

さくひん生み

でき　よる

えぼがえる


さいきん

かすがやま

のぼた

のぼたと

言うか

くだった

いつもは　のぼる

はじめて　くだる


ことし　はじめての

冬虫夏草と　出会い

くずれかけだたから

季節もかわるのだなって

蚊に好かれながらも


ごきげんよう











　　　　　　　　　　　きいち

ぺんだこ1銭

さいきんは　和紙です

ぐれーすを　想い

かきたがりの

きょう　このごろ

うんこは　

まだ　でていないよ。


 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　貴一

だんぼる

こんばんは

きょうは　あさから

すてきな　うんちでた

なもんだから　

きょうは　よいひだ


きのう　道の駅で

かいとった　この絵

よいので　載せました

さいきん　

だんぼーるが

すきなんだってさ

出店してる時の

かきかきには

だんぼーる♪


だんぼーるは

墨と相性がよいから

あと　延ばすこと

できるから

あと　においすきだ

いろすきだ

おてごろだ

てこと。


今宵は　涼しいど

あき　きたか

まだか

みんなさんも

さんま喰らおう

そうしよう








　　　　　　　　　　　　　貴一

あしたのため

あしたは　燕にいく

だから　さっさと

くそしって　ねる


晴れると　よいな

おやすみなさぃ。





　　　　　　　　　　　貴一

ぼんぼり

きのうから　

高田公園観桜会の

ライトアップが　

はじまったようだ


でもまだ　さくらは

咲いていないようだ


今年は　なんとか寺と

なんだこんだ　長官舎の

ライトアップ　見に行くぞ

毎年　行こうとする

思いだけの

チョコバナナ　止まり

だから　行く　逝く



さくらが　

咲いたころ

海　いこう




　　　　　　　　　 
                            貴一

慣れない生

愁い　

憎まずし

その心に

なにを得る


いきようか

人として

旅立つ　己に

陰　うつし




きょうは

晴れていますよ



なんだか

ひとりぼっちも

たまに　ちょっと　

疲れてしまうんだ




　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　貴一

しあわせたちへ。

台風なみだよ

きょうの　風

よどんでしまった

ものたちを

はこんでいって

くれそうだ　風



きょう　無事に

ひとつの作品が

旅立った

しあわせたちの

もとの　なか

きっと

やさしく輝いて

くれるだろうさ


お幸せに


感謝でいっぱいです

ありがとうございました






　　　　　　　　　　　　　貴一

春詩

つまずいて

ささくれて

ねころんで


ひとやすみ


すぐそこに

いまそこだ

せのびして


しんこきゅう


ゆっくり

ゆっくり

めぐるうち

きっと　

あしたは


春　うらら


　　　　　　　　貴一

耳音

ありのえかいた


夜型完全体
あたまんなかみ
ぴりっぴりしよる

静まれ
こすもすごりら


きょうは
静かなよる

静かなよるは
とくべつな
やさしい声
きこえよる



　　　　　　　　
　　　　　　　　

                         貴一